メンタル

日記をつければ人生変わる

私はかれこれ日記をつけはじめて10年くらいになるんですが、

日記、本当にオススメです。

 

 

多分、日記について抱くイメージは

面倒くさい

というものが大半ではないでしょうか。

 

いや、そもそも

日記に対して何のイメージを持っていない。

それくらい

日記という習慣が忘れ去られている

のではないかと思われます。

 

しかし、日記にはあなたの予想もしていない絶大な威力があります。

日記をつけ始めることによって、

控えめに言ってあなたの人生が変わり始めます。笑

 

今日、この記事を読んでくださった方には、

今すぐに書き始めて欲しい。

本日は、日記をおすすめする理由具体的な始め方について書いていきたいと思います。

 

 

 日記とは記憶の貯蔵である

まず日記とは一体何なのかを確認しておきましょう。

 

単純に

今日あったことなどを記録しておく

これが日記です。

 

誰々と遊んだ。

何かがあった、

楽しかった、悲しかった、わくわくしたなどなど、

その時の感情などを合わせて記述しておく。

 

これを難しく言えば、

日記とは記憶の貯蔵である

ということができます。

 

私たち人間は日々、いろんなことを忘れていく生き物です。

その日会ったできごとも、1週間、1ヶ月、1年と時が経つにつれて、

どんどん忘れていき、そのできごとがあったことすらも忘れていってしまう。

 

つまり、記憶には消費期限があるのです。

 

では、それを忘れないようにするためにどうすればいいのか。

それが記述です。

自分がその日1日に感じたことや、起こった出来事などを

文字にして記録しておく。

これにより、記憶を自分の頭の中から取り出して、ノートやスマホなどの外部の媒体に保存することができます。

 

 日記がもたらす2つの効果

私は日記の効果は大きく2つあると思っています。

1つは、「気持ちや考えが整理される」ということ。

そしてもう1つは、「時間を超えて自分自身を助けてくれる」ということ。

つまり、

一つ目の点は日記を書いてすぐに得られる短期的なメリット、

二つ目の点は長期的なメリットです。

 

 日記で気持ち・考えを整理

「書く」という行為は、自分自身の気持ちや考えを整理する上で非常に有効であるということが分かっています。

 

何か悩み事があったときに、

頭の中でああでもないこうでもないと悩んでいても、

ものごとはどんどんと悪い方向へと考えてしまい、

泥沼にはまっていくということがあります。

 

しかし、これを紙に書き出してみることで、

自分の悩みは意外と解決できそうであることに気づいたり、

あるいは、自分の力ではどうしようもないということに気づいて、

「悩んでも仕方ない!」と納得できたりするのです。

 

夜寝る前に、

その日会った楽しかったことやうれしかったことを書いて眠れば、

心地よい気持ちで眠りにつくことができます。

反対に、つらかったことや腹が立ったことを書いておけば、

そこに自分の思いを吐き出し、

ある程度すっきりして眠りにつくことができます。

 

日記というのはとてもシンプルな作業なのですが、

これを毎日の習慣にできればかなりメンタルが安定していきます

 

 過去のあなたが答えを教えてくれる

次は日記の長期的なメリットについてです。

 

日記をつけて、1年、2年と経っていくと、

当然ながらその日に何を書いたのかなんて、ほとんど覚えていない状態になります。

 

すると、

自分の記憶にない自分が積み上がっている

という非常に興味深い状況が発生します。

ドラマなどでタイムカプセルを埋めて、それを数十年後に掘り起こすというシーンを見たことがあるかもしれません。

まさに日記とはタイムカプセルのようなものです。

 

このようにして蓄積されたあなたの過去は、

あなたが進むべき道を照らし出してくれます。

 

もちろん、あなたが今直面している問題について、

過去のあなたは何も知りません。

しかし、過去のあなたが書き残している言葉が、

今のあなたを助けてくれることがあります。

 

あるいは、

過去にも同じような問題に直面していたことを思い出して、

それをどのようにして乗り越えたかを知ることもできるでしょう。

 

ひょっとすると、

自分が数年前からずっと同じことに悩んでいたと気づいて、

もう悩むこと自体をやめた方がいいと悟るかもしれません。

 

 

過去のあなたが今のあなたを助けてくれる。

そして、今日記をつけているあなたが未来のあなたを助けることになる。

 

そう考えると、日記ってなんかかっこいいなって思います。

 日記のはじめ方

おそらく日記をはじめたくてうずうずしてきたと思うので、

日記のはじめ方についても書いておきます。

 

といっても、別にその日会ったことを記録に残すだけなので、

特段変わった方法論があるわけではありませんが、

楽しく、そして継続的に日記を書くためのコツを紹介します。

 

 ① スマホのメモでもOK

先ほど「書く」と言いましたが、最悪スマホのメモ帳に記録していくだけでもOKです。

ただしデータは一瞬で吹き飛んで消えてしまうリスクがあるので、

バックアップを取るなどしておくと良いでしょう。

 

 ② こだわりたい人はお気に入りのノートや日記帳を用意

お気に入りの日記帳を買うと、日記がはかどります。

習慣化していくと、3冊、4冊・・と日記帳が増えていくので、おしゃれなものにしておくとコレクション感がでていいかもしれません。

 

参考までに私が使っている日記帳を紹介しておきます。

ペイジェムメモリー日記(A6)

シンプルかつ書きやすく、サイズもコンパクトで気軽に日記を続けることができます。

Amazonでも扱っていますし、大きめの本屋さんなどでも入手できます。

 

また新潮社が出している「マイブック」シリーズもオススメです。

見た目は実際の文庫本です。

この中に自分の情報を書いていくイメージで日記のモチベーションを上げてくれます。

 

 ③ 翌日に書いてもいい、書けなくてもいい

そして、日記を続けるコツは「がんばりすぎない」ということです。

時には忙しくて書けない日があったり、ついうっかり書き忘れる日だってあります。

私も10年日記を続けているなどと偉そうに言いましたが、

実際には数日サボったり、書き忘れて翌日の朝に書いている日もあります。笑

 

別に厳密なルールなんてありません

 

また、今日あったことをいろいろと書く必要もないと思います。

1日の中で特に印象に残っていることだけを書き、

それについて何を思ったかだけ書いておくというので全然OKです。

 

もっと言えば、

その日にあったことじゃなくても、

今の自分が考えていることなどをだらだらと書いておくというのでもよいでしょう。

私も思考整理のようにして日記を書いている日もあります。

 

ポイントは

一度きりしかない”その日”を生きたあなたが

何を感じ、何を思っていたのかを保存しておくことです。

 

 日記とは生きてきた日々の証である

最後に、

日記をつけるべき最大の理由

それは

日記は生きてきた日々の証になるからです。

 

今後の人生のどこかで、

あるいは、今まさに

人生のどん底にいるかのように感じることがあるかもしれません。

そんな時こそ、書き溜めた日記を取り出してみてください。

 

きっとそれらの日記をつけていたあの日も、他のあの日だって、

どうしようもなく辛いことがあったと思います。

しかし、それでも今あなたはこうして生きている。

 

過去の日記は、

それだけの月日をあなたが必死に生きてきたこと、

ちゃんと生きてきたことを証明しています。

 

これは大きな自信と安心感を与えてくれます。

 

最後は少しスケールの大きな話になってしまいましたが、

日記をつけることはあなたの人生にとって大きなプラスになると思います。

 

ぜひ試してみてください!

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