勉強法・モチベーション管理

勉強法やアドバイスを実践するときの注意点

今日は、

ベストな勉強法は人によって違う

という、なんとも当たり前な話をしようと思います。笑

勉強の方法だけではなく、

勉強に対する向き合い方、

参考書を進めるペース、

使うべきテキストなどなど

その人その人によって、何が最善なのかは変わってきます。

 

だから個別指導が求められるわけなのですが、

人それぞれですよ

というのはあまり回答にはなっていませんよね。。

そこで、今日は勉強法などのアドバイスを実践するときに

それが自分に合っているかを判断するポイントについて説明したいと思います。

 

 ストイックにすべきかどうか

よく受験勉強ブログやYouTubeなどでは、

・毎日〇〇単語、必ず覚えろ!覚えるまで寝るな!

・受験は自分との戦い。限界を超えろ!

・今、勉強してないやつ。厳しいって。(これは違うか・・)

みたいな、ストイック系のアドバイスをするものと、

 

僕がいつも言っているような

・肩の力を抜いて、楽に行こうぜ。

・勉強そのものを楽しもう!

みたいな、エンジョイ系のアドバイスをするものに分かれます。

 

先に言っておくと、

これはどちらが正しいというわけではなく、どっちも正しいです。

 

端的にいえば、

このアドバイスを当てはめるべき対象がそれぞれ違います

 

 

前者のストイック系が向いている人は、

・自分はどうしても怠けてしまう

・そして、当日は反省しても次の日にはさっぱり忘れてしまう

・ちょっと厳しいほうがやる気が出る

というタイプの人です。

 

そして、

後者のエンジョイ系が向いている人は、

・自分を追い込んでしまいがち

・まじめ(すぎる)

・あまり自信がなく、ストイック系のアドバイスを怒られているように感じてしまう

といったタイプです。

 

僕は、主に後者のタイプの人に向けて記事を書いています

なぜなら、

勉強法もYouTubeで調べれば分かりやすく、面白いものが無数に出てくる時代に

あえて文章で情報を仕入れようと僕のブログを訪れるみなさんは、

間違いなくまじめな人だからです!笑

 

なので、多分前者の人たちが僕のアドバイスをそのまま実行すると、

多分余計に勉強しなくなります。笑

 

もちろん、それは僕としてもわかっているので、

前者のタイプだと判断した人にはややストイック寄りでいきます。

 

なので、

まずはストイック系、エンジョイ系

自分はどちらのアドバイスを聞くべきタイプなのか

というのを考えてみてください。

 

特にまじめなタイプの方は、ストイック系のアドバイスに強く反応し、

反対にエンジョイ系のアドバイスを退ける傾向にあるので注意してください。

・自分はちゃんとできていない、

・もっとできるはずだ

という思いがあるため、

厳しい系のアドバイスを聞いて、自分はまだまだと思い、さらに自分を追い込んでしまうという悪循環が発生しがちなのです。

反対に、

エンジョイ系のアドバイスは、自分を甘やかしたらダメなのでは??という重いから、なかなか実行することができません。

しかし、まじめなあなたにとって本当に必要なのは、自分をさらに厳しく締め上げることではなく、やさしく受け入れてあげることです。

ぜひ覚えておいてほしいです。

 

 

 自分で選んで実行する

二つ目の重要点は、

「私はこの方法を採用する」と自分で決定して実行することです。

 

つまり、

この勉強法で勉強しなさいと言われたからそうするのではなく

自分の意志でその勉強法を選択したという思いを持ってほしいのです。

 

いまだに受験業界には、

「オレの言う通りにしていれば、絶対受かる」

みたいなことを言う先生がいます。

 

そして、結果が出なかった生徒に対しては、

オレのやり方について来れなかった、

結局、自己流に走った

といって自分の責任を免れようとします。

 

もっとひどい場合は、

他の先生の言うことは聞くな、

オレの言うことにだけ従っておけばいい。

みたいなカ◯ト的な発言をする先生もいたりします。(実際の例です)

 

こういった先生は、一見魅力的です。

非常に力強い言葉で正解を示してくれるからです。

聞く側は「この人に従っておけば大丈夫だ」と思い、

自分で考えることをしなくなります。

 

選ぶことって実はかなりストレスのかかることなのです。

なぜなら、その選択に失敗して責任を取るのは自分自身だからです。

 

先ほどのカリスマ的な先生は、

選択肢をなくすことにより

生徒たちの選択によるストレスを解放していると言えます。

 

しかし、先ほども述べたように

先生はその責任を取ってはくれません。

 

いつだって、

あなたの人生の責任を取るのはあなた自身です。

だからこそ、あなたは自由に選択する権利があります。

 

まだ高校生の段階で、ここまでの選択をさせることは酷だと言う方もいますが、

僕はそうは思いません。

 

ぜひ、受験生という期間を通して

自分で選択するということを始めてみてほしいです。

 

僕をはじめとした家庭教師や先生は、

あなたの代わりに選択してくれるための存在ではなく、

あなたが自分にとって最善の選択ができるようにサポートするために存在しています。

 

多分、言われた通りにやるほうが簡単です。

それで合格しても多分それなりに喜びもあるでしょう。

 

しかし、それは

自分で悩み、選択して勉強した結果得られる喜びには遠く及びません。

 

それは文字通り、今後のあなたの人生を変える経験となります。

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