勉強法・モチベーション管理

スマホ依存から抜け出す【対策法】

高度情報化社会の現代、スマートフォン一つで何でもできるようになりました。

これらスマートフォンが必須のものとなる一方で、「スマホ依存症」という問題も出てきています。

ゲーム、アニメ、ネットサーフィン、SNSなどなど・・・

気付いたら数時間が経過していた。

勉強しないといけないのに、スマートフォンから手が離せない(二つの意味で。)

こういった悩みを抱いている人も多いと思います。

今日は、スマートフォンをつい使ってしまう人に向けて、その対策をお伝えできればと思います。

対策1:とにかく目につくところに置かない

これは非常に大事です。

机の引き出しとか、カバンの中とか、目につかないところにスマホを封印しましょう。

テーブルの上に置いてあるお菓子についつい手が伸びてしまうアレと同じ理屈です。

目に入っただけで、スマホを触りたい、という衝動のトリガー(引き金)となってしまいます。

勉強する部屋と別の部屋においておく、というのも有効な対策と言えます。

まずは、スマホとの物理的な距離をおきましょう。

対策2:他人に預ける

目につかないところにおいても、やはり気になって自分で引き出しを開けたり、カバンの中を見たり、あるいはわざわざ他の部屋においてあるスマホを救出に行ってしまう。

自分一人ではちょっと厳しい・・・

こういう人は、人の手を借りましょう。

親や兄弟にスマホを渡して、預かってもらってください。

その際、こう言っておくことが大切です。

「どんなに私が返してと言っても、決して返さないで!」

こう言って、二度と帰って来ないことはまずありません。

自分を過信せず、スマホを徹底的に排除しましょう。

対策3:友人にパスコードをかけてもらう

これはテスト期間など、「今日は1秒たりともスマホを見てはいけない」という時に使う最後の手段です。

放課後、学校を出る前に、(信頼できる)友人にスマートフォンのパスコードをかけてもらいます。

そのまま、友人に別れを告げ、自宅へ直行しましょう。

これでもはやスマートフォンはただの板になりました。

心おきなく勉強に集中できます。

友人がパスコードを忘れてしまった場合、そのスマホは半永久的にただの板になってしまいます。

心配な人は、メモをとってもらうようにお願いしましょう。

友達同士で相手のスマホにパスワードを掛け合う、というのもいいかもしれません。

対策4:スマホを使う言い訳を作らせない

スマホを勉強で使う場面もきっとあるでしょう。

しかし、無意識のうちに、それを口実にしてスマホを使ってしまうリスクがあります。

なので、スマホ依存気味だという人は、勉強中はどんな理由でもスマホを使うのはやめましょう。

代わりとなる方法はいくらでも存在します。

例えば・・

わからないところを調べる→参考書や辞書を使う

時間を測る→ストップウォッチを使う

また、もし本気で「スマホの依存をなんとかしたい」という場合、スマホで見れる映像授業や勉強アプリを使うのも避けたほうがいいかもしれません。

それ自体にはメリットがあったとしても、そのついでにスマホを使ってしまった場合、デメリットが圧倒的に上回ってしまうからです。

個人的には、「ストップウォッチ」を買うのはほんとにおすすめです。

これだけで別の記事が書けそうなので、そちらで詳しくは説明するつもりです。

 ・勉強の量・質、どちらも確保するための勉強法【受験生向け】

→この記事でストップウォッチを使った勉強法について説明しています。

依存症なら「減らす」ではなく「ゼロ」にせよ

自分で「スマホ依存」あるいは依存ぎみだな、と感じている場合、とにかくスマホと絶交しましょう。

一切使うな、というのはいささか極端に思うでしょうか。

スマホも便利な面があるのだから、時間を決めて使うようにすればいいのではないか、と思うでしょうか。

もちろん、その通りなのですが、「それができないから今依存症(気味)になっているのではありませんか。」

時間を決めて・・というのは、自制を働かせ、いわば欲望をコントロールする、ということです。

それが困難であるのはいうまでもありません。

だからこそ、視界にスマホを入れず、他人の力を借りて、強制的に使えない環境を作るのです。

時間を決めて使うのは、スマホの呪縛から自由になってからでも遅くありません。

寝る前にいじってしまう、という人はスクリーンタイムを利用しよう

寝る前に、ベッドに入って、お気に入りの音楽を聞いたり、いつも見ているウェブサイトをチェックしたりする時間は最高です。

しかし、それがやめられず、気づけば夜中の2時、3時になってしまっていた・・・

誰しも一度は経験があることだと思います。

十分に睡眠がとれないので、確実に次の日のパフォーマンスに悪影響を及ぼします。

こういう場合、スマホのアプリケーション「スクリーンタイム」を利用しましょう。(iPhoneのみ)

設定→スクリーンタイム→休止時間

で設定できます。

↓を参照。

これで一定時間、スマホの利用ができなくなります。

利用停止できるアプリは自由に選べるので、どうしても使わないといけないものは制限から外すこともできます。

まとめ まずは21日つづけよう

一般的に、3週間つづけることで、習慣になると言われています。

はじめはスマホを使えなくてしんどいかもしれません。

しかし、だんだんと楽になっていきます。

そして、これまでスマホに搾取されていた時間を取り戻すことができ、より多くのことができるようになります。

まずは、21日間、この記事を参考にして乗り切りましょう。

さぁ、あなたの主導権を奪還しましょう

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