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在川葵
(古文が苦手で「古典文法講座」をとったんだけど、先生どんな人だろう?古文全然わからないから丁寧に教えてくれるといいんだけど・・)
浪越考
こんにちは、今日から古典文法講座を担当します。浪越考(なみこしこう)といいます。よろしくお願いします。
在川葵
あ、私は在川葵(ありかわあおい)です。よろしくお願いします。
浪越考
在川さんは文系の高校3年生と聞いているけど、現時点での志望校とかって決まってる?
在川葵
できれば、国公立大に行けたらいいかな・・なんて。
成績は全然なんですけど。
浪越考
なるほど。すると、大学入学共通テスト(旧センター試験)でも、大学の個別試験でも古文が必要になるね。
在川葵
そうなんですけど、古文って何をやったら良いかよく分からなくて、全然覚えきれてないので正直間に合うか不安なので
浪越考
この講座を受講したって訳だね。
在川葵
はい。
浪越考
大丈夫!
この講座は、在川さんのように「ゼロから古典文法を勉強しなおしたい」という人のために開講されたものだから、ここで勉強していけば、古典文法はバッチリ理解できるよ。これから、一緒にがんばっていこう!
在川葵
はい!
<本講座はこんな人にオススメ>
- 共通テストで古文を受験する人
- 志望校の受験科目に古文がある人
- その他、古典文法をもう一度ちゃんと学び直したい人
Contents
古典文法の全体像を概観しよう
浪越考
さて早速だけど、在川さん。
これまでの高校の授業で、どんな古典文法を習ったか覚えてる?おおざっぱで構わないから、ちょっと思い出してみようか。
在川葵
えーと、、「あり、をり、はべり」とか、助動詞とか、あと敬語!
浪越考
そうそう、そんなのがあったね。ちなみに、「あり、をり、はべり」って何のことだったっけ?
在川葵
・・・
浪越考
ああ、いいんだよ。気にしないで。
「あり、をり、はべり」はラ変動詞の活用だね。動詞はだいたい古典文法のはじめに勉強する内容だよ。
在川葵
そういえば、高1のときにやったような・・
浪越考
まずは、古典文法の全体像を知っておこう。そうすれば、あとどれだけやれば文法がクリアできるのかが分かるからね。
在川葵
はーい。
<古典文法で学ぶ内容>
- 用言(動詞、形容詞、形容動詞)
- 助動詞
- 助詞
- 敬語
- 和歌の修辞法
浪越考
古典文法って大きく分ければ、この5つしかないんだ。だから、集中的に取り組めば、3週間〜1ヶ月もあれば一通り復習できるよ。
在川葵
へー、もっとあると思ってたけど、案外少ないんだ。
浪越考
この講座では、全部で5つの章に分けて、古典文法を解説していくよ。今日は、それぞれの章でどんなことをするのか、簡単に紹介しておこう。
第1章 用言
浪越考
まずは用言。
在川葵
用言?
浪越考
ちゃんと説明すると、「活用する自立語」を用言というんだけど、とりあえず動詞・形容詞・形容動詞を指すと思ってもらえば大丈夫だよ。
在川葵
さっきの「あり、をり、はべり」はここで習うんだね。
第1章のもくじ
浪越考
もくじをタップすれば、それぞれの解説ページに行けるから、受けたい部分だけ受講することも可能だよ。
第2章 助動詞
浪越考
さて、用言が終わったら、いよいよ助動詞に入るよ。
在川葵
助動詞っていっぱいあって、全部覚えられないよー
浪越考
確かに、「古典文法といえば助動詞」って言うくらい覚えることは多いんだけど、工夫次第でかなり覚えやすくなるよ。
できる限り分かりやすく、そして古文の面白さを伝えられるように説明して行くから、頑張ってついてきて。
第2章のもくじ
- 助動詞を学ぶ前に
- 過去の助動詞「き」「けり」
- 完了の助動詞「つ」「ぬ」
- 完了の助動詞②「たり」「り」
- 断定の助動詞「なり」「たり」
- 尊敬の助動詞「る」「らる」
- 尊敬の助動詞②「す」「さす」「しむ」
- 推量の助動詞「む」「むず」
- 推量の助動詞②「らむ」「けむ」
- 反実仮想の助動詞「まし」
- 願望の助動詞「まほし」「たし」+助動詞小ネタ
- 推量の助動詞③「べし」
- 打消の助動詞「ず」「じ」「まじ」
- 推定の助動詞「らし」「めり」「なり」
- 比況の助動詞「ごとし」+助動詞のまとめ
第3章 助詞
在川葵
助詞?
浪越考
うん。助詞も忘れがちだけど、けっこう大事だよ。「単語とか助動詞とかちゃんとやってるのに古文が読めない・・」という人は、この章を参考にしてみて。
第3章のもくじ
- 助詞とは何か
- 接続助詞「ば」「とも」「ども」
- 接続助詞「を」「に」「が」
- 格助詞「の」
- 格助詞「を」「に」+その他
- 係結びと係助詞
- 副助詞「だに」「すら」「さへ」+その他
- 終助詞「ばや」「にしがな」「なむ」+その他
第4章 敬語
浪越考
古文のメインステージとなるのは、平安京。現代の僕らが当然のこととして民主主義を受け入れているように、当時は身分制度が世界のルールだったんだ。
すると当然、身分差を表現するための文法が生まれる。これが敬語だね。
在川葵
そっか、貴族とか農民とかに分かれていたんだったっけ。
浪越考
うん。でもそれだけじゃないよ。貴族同士でも階級の上下、簡単にいえば「えらい、えらくない」があったんだ。
話の展開を理解する上でも、敬語は重要だよ。
第4章のもくじ
- 敬語の基本と本動詞と補助動詞を紹介
- 【尊敬・謙譲・丁寧】敬語の種類を紹介します!
- 【誰から誰へ?】敬意の方向を解説します
- 【敬語の応用編】2方向の敬意とは?講義形式で分かりやすく説明!
- 【絶対敬語と二重尊敬】最高身分への敬意表現を紹介!
- 【敬語編最終回】敬語から主語、対象を見抜け!
第5章 和歌の修辞法
在川葵
最後が和歌、難しそう・・
浪越考
そんなに心配することはないよ。和歌のポイントは楽しむこと。
もちろん覚えるべき文法事項はいくつかあるけど、「へー、センスあるなー」とか「いや、それは無理あるでしょ」とか素朴な感想を持って、楽しんでいけば、おのずと理解できるようになっていくよ。
在川葵
楽しむか・・
はい、了解です!
第5章のもくじ
※現在、準備中です。
いつでも、どこでも勉強できる
浪越考
古典文法は、もちろん繰り返し練習することが大事だけど、じっくりと机に座ってテキストを解くだけしかが勉強の全てじゃないよ。
通学の電車のなかとか、ちょっと休憩時間にとか、いつでもどこでもこのページを読むだけでも勉強になるからね。
在川葵
なんか「しっかり勉強!!」って感じがないから、これならできそうかも
浪越考
そうそう、その調子!力を抜いて、毎日少しづつ読み進めていこう。
早速はじめよう!
浪越考
さて、説明はこのあたりにして、実際に講座に入っていこうか。
在川葵
はい!何だか、やる気でてきましたよー
まずは、第1章!・・・
えーと、何でしたっけ?
浪越考
・・・用言だね。笑
さあ、この古典文法講座でばっちり古典文法をマスターしよう!
在川葵
はい、よろしくお願いします!
◯次回→動詞の活用をわかりやすく説明【古典文法の復習はここからスタート】
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